『雪晴れ』100号F
第80回新構造展(創立80周年記念展)三村賞受賞

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熊谷良夫

【画 歴】
1938 盛岡市生まれ

1954〜1956 岡本善之助先生の指導で油絵を始める

1998 彩虹社会員

1999 新構造展初入選(作品:松島朝靄)

2002 新構造展入選・会員推挙
以後現在まで連続7回入選
本明美術協会展 「本目賞」

2006 同 上 「本明美術協会賞」

2007 本明美術協会「無鑑査」となる
GINNZA de ART(アートスペースGINNZA)に出品

2008 第80回記念新構造展「三村賞」受賞(作品:雪晴れ)

2009 第12回エイズチャリティー展(於国立新美術館)に出品 
「文化維新貢献賞」・「感謝状」受賞(作品:雪晴れ・洋館)
 『SANCTUARY美の聖域』―レンブラント没後340周年画集―(作品:漁港)

2011 新構造社岩手支部長を委嘱される

《Artとは何なのだ》
 私にとって、高校時代の恩師により、単なるArtに憧れる者からArtを行う者へ導かれて以来、半世紀を越す絵描き人生が続いている。
ただ絵を描くことが好きなだけで、Artについて語るような絵に関する造詣は持ち合わせていないが、「油絵を描くこと」に特化していうならば、当然のことながら、数多くある油絵のマテリアルでどんな絵が描けるのかを知ることが前提である。そのためには、様々な基本技術を学ぶこととひたすら多くの作品を描いて経験を積むしかないといわれている。
現役を退いてから、地方の展覧会や中央の公募展に出品するようになって、技術だけではいい絵は描けない!という大きな壁が見えてきた。感性を磨かなければならない!という自問自答をするようになっていた。その答えとして、「心が豊かな人間になることだ」との結論を自分で勝手に導き出した。即ち、自分自身を含めて「人間を知ることだ」・・・と。爾来、多少の遠回りは覚悟で、有名作家の単行本を持ち歩いて暇を見ては読むようにしている。
 この10年間を振り返ると読書ばかりではなく、社会福祉の仕事に係わるようにもなり、様々な人間のドラマを見聞きするようになって、私の考え方も、絵も変わってきたと思っている。
しかし、絵の変わり方の良し悪しまで自分では解らないし、皆さんのご批評を待つしかないと思っている。